ホーム・カミング・デー会費制導入について

 平素は、工友会活動にご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございます。

本会は2013年に組織の厳格な運営と社会的立場を確立すべく一般社団法人化して運営をすることといたしました。
従前より総会および、会報等でご案内しておりますように、本会の活動資金は、単年度収支においてそのバランスは綱渡りの状態となっております。工友会の運営資金は、在学時の4年間に皆様の保護者の方からの分割納入された3万円に当該年度の卒業生数を乗じた金額を年間会費収入として、
活動資金に充当しております。45年前の会員数は、1,000人程であり、当時の会員一人あたりの活動費は年額3万円でした。(3,000万円/1,000名)現在の会員数は4万人を超え、一人あたりの活動費は千円(3,000万円/4万名=750円)を下回っております。
これまでの間、会費(卒業時までに3万円の納入)の値上げを実施することなく、支出の抑制などにより運営して参りました。
 こうした問題を解決する目的で、運営費を確保すべく「維持会費制度」を導入し、会員の皆様にそのご負担をお願いいたしております。
しかしながら、維持会費の納入率は一向に上がらない状況にあります。
 第17回ホームカミングデーの席上において、次回の開催から会費制を導入する旨お願をいたしました。
ご参考までに、過去のホームカミングデー支出経費総額は、約300万円強となっております。
この経費は大学と工友会で折半し、経費を捻出しております。
 ご参考までにホームカミングデーの参加者は、大学教職員(約100名)を除き400名のご参加をいただいております。
単純に支出経費を参加人数で除すると6,000円/名となり、折半を考慮しても工友会の支出は3,000円/名となります。
そこで大学のご了解を得て会員の皆様に相応の「参加費のご負担」をお願いすることとさせていただきました。
本来、維持会費の納入率が高く一定の運営費が確保できれば、このような「参加費のご負担」をお願いするようなことにはならなかったと思います。これまでのホームカミングデーと異なる新たな試みに対し、ご異議やご困惑があろうかと存じますが、
何卒ご理解ご協力のほど宜しくお願い申しあげます。
 
                                                平成30年10月吉日
                                                一般社団法人日本工業大学工友会
                                                会長 土井 嘉豊